沖縄尚学の怪腕・末吉良丞(すえよし りょうすけ)投手。
高校2年生にして最速150キロの速球を誇る左腕は、中学時代からすでに異彩を放っていました。
しかも出身は硬式クラブではなく、地元・仲西中学校の軟式野球部。
今回は、そんな末吉投手の中学時代の活躍や、150キロ左腕が誕生した理由をじっくり掘り下げます。
▼この記事を読んでわかること
- 末吉良丞のプロフィール
- 中学時代の活躍と記録
- 軟式野球を選んだ理由
- 最速150キロの秘密
- 沖縄尚学での現在の活躍
末吉良丞選手のプロフィール
まずは末吉投手の基本情報をおさらいしましょう。
項目 | 内容 |
---|---|
氏名 | 末吉良丞(すえよし りょうすけ) |
生年月日 | 2008年11月18日 |
年齢 | 16歳(2025年8月時点) |
出身地 | 沖縄県浦添市 |
身長 | 175cm |
体重 | 89kg |
投打 | 左投左打 |
ポジション | 投手 |
所属 | 沖縄尚学高校(2年/背番号1) |
出身小学校 | 浦添市立仲西小学校 |
出身中学校 | 浦添市立仲西中学校(軟式野球部) |
経歴 | 仲西ヴィクトリーBBC → 仲西中 → 沖縄尚学 |
球速 | 最速150km/h |
主な実績 | U-15日本代表、BFA U-15アジア選手権準優勝、九州大会優勝、甲子園出場 |
趣味 | 散歩 |
好きな選手 | 宮城大弥 |
【プロフィールのポイント!】
- 沖縄県浦添市出身の地元っ子で高校野球のスター候補
- 2年生にして150キロ超の速球を持つ左腕投手
- 軟式野球部出身という珍しいキャリア

高校生で150キロはやっぱりすごいけど、中学から軟式って珍しいよね?
こうしてプロフィールを並べると、末吉投手はまさに「地元から生まれたスター」ですよね。
特に、中学で硬式クラブに行かず軟式を選んだというのは珍しい選択肢。
それでいて球速を伸ばし続けられたのは、本人の努力と環境のバランスが良かった証拠だと思います。
末吉良丞選手の中学軟式での活躍
出身中学:浦添市立仲西中学校
末吉良丞は地元浦添市立仲西中学校の軟式野球部に所属していました。
近年は中学から硬式クラブチームに移る選手が増える中、末吉選手はあえて軟式野球にこだわりました。
驚くべきことに、
中学3年時点で軟式球ながら最速145キロを記録!
これは全国的に見ても非常に珍しい速さで、県内外の関係者から「沖縄の怪物左腕」と呼ばれるほど注目されました。
チーム成績は県大会2回戦までで大きなタイトルには届かなかったものの、個人の投球力は突出していました。
さらに中学3年時にはU-15侍ジャパン日本代表に選出され、BFA U-15アジア選手権で準優勝にも貢献しています。
- 軟式野球で145キロという驚異的な球速
- 個人技はトップレベルでもチーム成績は控えめ
- 日本代表選手として国際大会で活躍

軟式って軽いボールなのに145キロ?それって硬式より速いんじゃないの?
軟式のボールは硬式よりも弾みやすい分、実は速度が出しづらいんです。
だから145キロは本当に異次元の速さ。
打者も「打てるの?」ってびっくりしたはず。
この時点でプロのスカウトも注目していたのが納得ですよね。
末吉良丞選手が軟式を選んだ理由とそのメリット
なぜ末吉投手は硬式クラブではなく軟式を選んだのでしょうか?
それは、
- 「肩や肘を壊さないこと」
- 「基礎作り」
を重視したからです。
小学生時代から無理な投げ込みはせず、筋力や体の基礎をしっかり築くことを意識してきました。
成長期の体に負担をかけず、計画的に球速アップを目指したのが成功の秘訣と言えます。
硬式クラブに行くとどうしてもハードなトレーニングになりがちですが、末吉選手は自分のペースで成長できる環境を選んだのです。
- 肩肘のケガ予防を最優先
- 無理なく基礎を固める軟式環境を選択
- 長期的に球速を伸ばす計画的トレーニング

確かに無理なトレーニングはケガのもとだよね
この選択が本当に賢かったなと思います。
才能だけでなく、自分の体と相談しながら成長していくのって大切。
これがあったから高校で無理なく150キロを出せているんだろうな、と感じます。
末吉良丞選手|最速150キロ左腕誕生の秘密

高校2年生にして最速150キロを記録した末吉投手。
その速球を生み出す秘訣は大きく4つあります。
- 強靭な下半身
身長175cmとやや小柄ながら、体重89kg、
特に太もも周囲67cmというがっしり体型。
下半身の安定感が投球フォームのブレを抑え、球威を支えています。 - しなやかな投球フォーム
セットポジションからの前傾インステップで、左ヒジを深く使う独特なフォーム。
体のしなりを活かして力を効率よくボールに伝えています。 - 多彩な変化球と緩急の使い分け
150キロのストレートに加え、110〜120キロ台のスライダーや100キロ台のカーブ、130キロ台のスプリットも投げ分けます。
これが打者のタイミングを狂わせるポイントです。 - 計画的なトレーニング
無理なハードトレーニングは避け、基礎筋力やフォームの安定を第一に。
そのため肩や肘の故障もなく球速アップに成功しています。
上記の4つのポイントから以下のようなプレーができるんですね!
- 強い下半身が球威と制球を支える
- フォームの柔軟さで力を最大限発揮
- 変化球との組み合わせで相手を翻弄

フォームや筋力ってこんなに影響大きいんだ!
球速だけに注目されがちですが、末吉投手の投球はバランスがすごく良いんですよね。
強さと柔らかさが同居したフォームは、見ていて気持ちいいし、打者としては本当に嫌なタイプだと思います。
末吉良丞選手沖縄尚学での現在の活躍
末用紙選手は、沖縄尚学高校では背番号1を背負い、2025年春夏の甲子園にも出場。
夏の甲子園1回戦では14奪三振・無四球完封の快投を見せ、全国にその名を轟かせました。
高校生左腕としては全国トップクラスの速球と実績で、今後のドラフト候補としても期待されています。
- 沖縄尚学のエースとして活躍中
- 甲子園で圧巻のパフォーマンス
- さらなる成長が楽しみな若手左腕

まだ2年生なのにすごすぎ!
2年生でここまで結果を出せる選手はなかなかいません。
末吉投手はまだ伸びしろも大きいので、来年以降の活躍が本当に楽しみです。
沖縄尚学の伝統と怪物左腕のコラボ、見逃せませんね!
Q&Aコーナー

Q1. 末吉良丞はどこの中学校で野球をしていたの?
浦添市立仲西中学校の軟式野球部に所属していました。
Q2. なぜ硬式クラブに行かなかったの?
肩肘を壊さないため、基礎をしっかり固める軟式を選んだそうです。
Q3. 中学時代の最速は?
軟式球で145キロを記録しています。
Q4. 高校で150キロを出したのはいつ?
2025年夏の甲子園期間中に公式戦で記録しました。
Q5. 将来の目標は?
プロ野球選手になることを目指しています。
まとめ
末吉良丞投手は、軟式野球で鍛えられた基礎体力と計画的な成長で、
中学時代から「怪物左腕」として頭角を現してきました。
高校2年生にして最速150キロの速球を武器に、甲子園でも圧倒的な投球を披露。
この記事のポイントまとめ
- 浦添市立仲西中の軟式野球部出身という珍しい経歴
- 中学3年時に軟式球145キロの速球を記録
- 肩肘の負担を避け基礎重視のトレーニングで成長
- 高校で最速150キロの速球派左腕に進化
- 甲子園で14奪三振完封など圧巻の投球を披露
これからの末吉投手の活躍から目が離せません。
プロを目指す彼の成長を、私たちも温かく見守り続けたいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。