東京本院に所属する囲碁の女流棋士・大須賀聖良三段が事故による頭部外傷のため亡くなったことが報じられました。
21歳という若さでした。
将来を期待されていた大須賀聖良さんのあまりにも早すぎる死に、囲碁ファンをはじめ多くの方に深い悲しみが広がっています。
本記事では、大須賀聖良さんが通っていた高校や中学はどこなのか？
学業と囲碁をどのように両立されていたのか？について解説していきます。
✔ 大須賀聖良さんのプロフィールや家族、経歴についてはこちら
→ 大須賀聖良、wikiプロフィール、経歴
大須賀聖良さんの高校はどこ？
大須賀さんは、15歳でプロデビューした当時、「1日10時間ぐらい道場で勉強している」と語っています。
張豊猷八段の「今研」や小山空也四段の「空研」など、複数の囲碁研究会にも積極的に参加していました。
大須賀聖良さんの中学はどこ？
大須賀聖良さんの中学校については、正確な学校名は公にはされていません。
しかし、以下の情報から推測できます。
- 埼玉県さいたま市出身である。
- 小学3年生まで「緑星さいたま」で囲碁を学び、小学4年生からは東京の洪道場へ通い始めた。
- 小学6年から中学1年の時期に韓国に滞在し、現地の囲碁道場で鍛錬を積んでいた。
これらの情報から、大須賀さんは地元のさいたま市立芝川小学校を卒業後、
さいたま市内の中学校に通いながら洪道場に通っていたと考えられます。
芝川小学校の学区から推測される中学校の候補としては、以下の中学校が挙げられます。
下記のいずれかに通っていた可能性もあります。
- 第二東中学校
- 大宮南中学校
- 大宮東中学校
大須賀聖良さんの小学校はどこ？
大須賀聖良さんの小学校は、さいたま市立芝川小学校です。
これは、日本棋院が主催する「少年少女囲碁大会」の第36回全国大会結果に、大須賀さんが「さいたま市立芝川小学校6年」として出場していたことから確認できます。
大須賀さんは小学校時代から囲碁の大会で才能を発揮していました。
大須賀聖良さんの学業と囲碁の両立
東京の囲碁道場「洪道場」に通い続けた日々
大須賀さんは小学4年生から東京の「洪道場」（ほんどうじょう）に通い始め、小6〜中1の期間に集中して通塾していたことが分かっています。
洪道場は、囲碁界で数多くのプロ棋士を輩出してきた有名道場です。
学校終了後に電車で東京まで通っていたことを考えると、中学生活の多くの時間を囲碁に費やしていたことは間違いありません。
小学校時代から続く囲碁への情熱
大須賀さんは、幼少期に囲碁と出会い、小学3年生まで祖父が主宰する「緑星囲碁学園さいたま新都心校」で囲碁を学びます。
小学4年から東京へ本格的に通う
小学校４年生からはプロを目指し、「洪道場」へ本格的に通塾。
これは埼玉から東京までの長距離移動を伴う大きな決断であり、家族の理解や本人の強い意思があってこそ実現したものです。
小6からは韓国修行も！本気で囲碁と向き合った1年間
さらに驚くべきは、小学6年から中学1年にかけての時期。
なんと約1年間、韓国の囲碁道場へ単身で渡り、本格的な修行生活に入ったのです。
現地では朝から晩まで、同世代の子どもたちと共に実戦対局、詰碁、棋譜並べなどのトレーニングに明け暮れる日々。
厳しくも充実した時間の中で、実力と精神力の両面を大きく鍛えることができたといいます。
大須賀さんは、小学校・中学校時代は、学校生活と囲碁修行を並行し、学業と囲碁の両立に努力していたことが複数の報道やSNSの声からも推測されています。
まとめ
大須賀さんが通っていた高校や中学はどこなのか？学業と囲碁をどのように両立されていたのか？について解説していきました。
大須賀聖良さんの高校や中学校の校名は一切公表されていませんが、大須賀さんが歩んだ道は明らかに「囲碁にすべてを捧げた人生」でした。
普通の学生生活ではなく、小学生からプロを目指し、16歳で夢を叶えるという稀有な才能と努力が光ります。
その中で築き上げた実績と影響力は大きく、今後も語り継がれる存在となるでしょう。
大須賀聖良さんのご冥福を心よりお祈りいたします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
